MEASURE YOUR FOOT Step1：足の診断

蒲原：早速ですが、吉野さん、足の悩みを教えてください。

吉野さん：足のサイズが25～25.5cmと大きめで、普段靴は入らない前提で選ぶことが多いです。スノーブーツはボリュームもあって、洋服に合わせるのも難しそう。カジュアルで、アウトドア感のあるダウンを毎日のように着るので、冬の靴選びの難しさを感じていました。

蒲原：それでは早速、足を計測していきたいと思います。

吉野さん：お願いします！

蒲原：こちらが診断したフットプリントです。計測したところ、脚の長さは右247mm左248mmなので、ほぼ25cmのサイズ。一周の足幅は右220mm左222mmで、非常に細いです。横幅が当たりやすかったり、足が大きすぎて履ける靴がないとおっしゃる方によくありがちなのが、足幅が細く前に滑ってしまって、指が丸まったり、外反母趾のようになり痛くなりやすい。それは靴のサイズが小さいからではなく、大きすぎて前に突っ込んでしまっているから。指が痛くなるという細足さんあるあるなんです。臆せずにご自身にピタッと合う靴をお選びいただくのが一番です。サイズが大きくてなかなか履けるものがないというお話でしたが、SORELは22.5cm～26cmまでサイズレンジが広いので、大きい方だけではなく小さい方も幅広く履いていただけるアイテムが揃っています。

Check Point！親指の付け根を正しい位置に

蒲原：靴選びの時、サイズがわからないという方にぜひ試してもらいたい方法があります。まず靴を持ち、ぎゅっと曲げてみてください。そうすると靴が必ず曲がるところがあります。そこが足の親指の付け根がくるべき位置。親指の付け根がちょうどこの靴の曲がるところにちゃんと着地するかを見ていただくと、ご自身のサイズと靴のサイズ表記が違っていても、着地する方を優先で選んでください。

吉野さん：（靴を曲げてみて）この位置ですか？

蒲原：そうですね。踵をつけた状態で合っているかどうか確認してみてください。靴は木型によってプロポーションやバランスが一つ一つ違います。なので、サイズ表記がどうであれご自身の足とどう相性がいいかというのは、この曲がりの距離を見ることによってわかりやすくなるので、ぜひ靴選びの参考にしてみてください。

吉野さん：ここを曲げるというのは知らなかったので、これから靴を選ぶときにやってみます。

HOW TO CHOOSE SHOES Step2：靴を選んで、履いてみよう

大極：SORELのブーツの中で、吉野さんに合うブーツはどれでしょうか？

蒲原：一つ目はアウトアンドアバウト リミックス グレイシー ウォータープルーフです。

こちらはSORELのブーツの中で、最軽量のウィンターブーツ。理由はミッドソールがそのままアウトソールまで突き出し、ラバーがぐるり一周外側を覆っている形になります。なので、すごく軽いんですけれども、逆にすごく雪の日や凍った滑りやすい路面では、ラバーの面積が少ないので対応が難しい。ただ普段履きや雨の日は防水ですし、100gの断熱材が入っていて暖かく、中もしっかりフリースでモコモコになっていますので普通の寒い冬の日に使っていただくには、パーフェクトな一足です。

続いて２足目は、キネティック インパクト パフィージップウォータープルーフです。

こちらもウィンターブーツで、１足目よりやや重いですが、一般的なウィンターブーツよりも軽いブーツになっています。キネティックインパクトのスニーカーのツーリングを使っています。スニーカーはEVAが露出していますが、こちらは全面にラバーが貼ってあるので、滑りにくい。雨の日も雪の日もしっかり使えるスペックになっています。こちらもモコモコ感すごく可愛いんですけれども、断熱材が300g入っているので、それでさらにボリューミーな可愛さが出ていて、その分非常に暖かいです。色が何パターンかありますが、気になる色はありますか？

吉野さん：ONAリミックス グレイシー ウォータープルーフの黒は紐がホワイトですごく可愛いなと思いました。モノトーン系の服を着ることが多いので、黒がいいかなと思います。キネティック インパクト パフィージップ ウォータープルーフの方も無難に黒がいいです。

蒲原：ではONAリミックス グレイシー ウォータープルーフから履いてみましょう。

吉野さん：すっぽり入りますね。

蒲原：少し面倒くさいかもしれないのですが、足幅が細い方は前に滑っていってしまうので、紐を締める時に踵を床にトントンと置いて紐を締めてください。

吉野さん：いつもぎゅっと入れてから紐を結んでいました。それが多分NGですね（笑）

蒲原：NGですね（笑）履けました。立ってみてください。

吉野さん：可愛いです！

蒲原：こちらの木型は細身で長いので、おそらく足に合うと思います。ちょっと触ってみてもいいですか？
（触ってみて）足幅も合っていますし、親指の付け根がちょうど曲がるところに来ているので、指の長さもしっかり確保できていますね。

吉野さん：いつも当たるところが当たってない感じがします。今まで足首までの長さのブーツは持っていなかったですが、可愛いですね。しかも暖かい。履いただけで、だいぶ気に入りました。

蒲原：では２足目も履いてみましょう。

吉野さん：簡単ですね。この靴も踵トントンした方がいいですか？

蒲原：これは紐靴ではないので、しなくて大丈夫です。こちらはやや太く短い木型になっているので、若干余りがあるかな。親指の付け根が、やや靴の曲がるところよりも前にある気がします。ちょっと踵が抜ける感じがあると思いますが、いかがですか？

吉野さん：確かに、さっき履いた靴と当たる場所も違う気がします。

蒲原：指が少し当たりますか？

吉野さん：小指側が少し当たる感じがあります。でも脱ぎ履きはすごく楽ですね。

蒲原：面倒くさいかもしれませんが、足が細い方はぜひ紐の方がしっかり縛れてフィットすると思います。断熱材が中綿なので、潰れてくると広くなってしまう。なるべくそういうことがなく履けるタイプがおすすめです。カットがちょうど踝のところ、足が一番細いところに来るので、足首が細めに見える効果もあると思います。

吉野さん：靴下を履いているのが勿体無い感じがします。これも履きやすいし合わせやすそうなので、ボリュームのあるパンツとかと合わせたいですね。

蒲原：そうですね。高さもあるので、合うと思います。どちらもすごくお似合いでしたがどちらがお好みでしたか？

吉野さん：どちらも可愛いかったですね。キネティックインパクトパフィージップウォータープルーフは履きやすいですし、底も可愛い。すごく捨て難いですが、鏡で見たときのシルエットがONAリミックスグレイシーウォータープルーフの方が可愛いのと、白い紐も気に入っていて。まさに探していたスタイルだったので、こちらかな。

蒲原：すごく可愛かったですし、今日のお洋服にもすごく合っていましたね。

Check Point！おすすめコーディネート

大極：吉野さんすごくお似合いです。先ほどおっしゃっていた、高さのあるスノーブーツは私の周りやお客様からも合わせが難しいというお声が結構あって、吉野さんだったらどうコーディネートしますか？

吉野さん：今の格好に、アウターを合わせてどんな感じかも見てみたいですし、普段パンツスタイルが多いので、太めのパンツとも合わせてみたい。一度着替えてきてもいいですか？

（着替えてきて）これは普段着ているアウターで、いつも真っ黒になってしまうのでブーツの白い紐がアクセントになってすごく可愛いですね。

大極：白い紐とシルバーアクセサリーが、上と下で一緒にアクセントになっていて、すごく可愛いです。

吉野さん：絶対褒められますよね。

大極：そのコーディネートでぜひ旅行に行ってみてください！

吉野さん：いいですね！履いていきたいと思います。

大極：それから、カラーの太めのボトムスにも合わせたいとおっしゃっていたんですけど、今日そちらも披露いただけたりしますか？

吉野さん：はい！着替えてきますね！

（着替えてきて）
大極：可愛い！先ほどと雰囲気が、がらっと変わりましたね。

吉野さん：普段は太めのこういうパンツを履くことが多くて。これは特にパッと明るいカラーでお気に入り。しょっちゅう履いています。この合わせでもブーツがすごくマッチするし使えるなと思いました。

大極：アウターのコーディネートは大人っぽい感じでしたが、カラーのボトムス合わせはストリートな雰囲気も出ていました。スノーブーツは、シチュエーションも天候も選ばず履けますが、この感じなら普段から街中でも違和感なく履けますね。

吉野さん：普段履きできますよね！

大極：ぜひ活躍させてください。たくさんコーディネートしてくださりありがとうございました。

吉野さん：すごく楽しかったです。ありがとうございました。

大極：今回ご紹介した靴は、ソレルの秋冬の新作になりますので、店舗やサイトなどでぜひチェックしてみてください。今年1年間４回に渡ってお送りしてきましたけれども、この動画企画いかがでしたでしょうか？過去のものはSORELのウェブサイトやインスタグラムの方でアーカイブをアップしておりますので、ぜひそちらを観て復習してもらえたらと思います。今回も最後までご視聴ありがとうございました。